バイオリンのコンサートに、行ってきました

358820テレビをつけると九州の地震情報が流れ、現地では余震が続きとても大変な状況が映し出されています。この地域もいつ大地震が襲ってきてもおかしくないと言われ続け、他人事ではありません。

平和で元気な時間を、少しでも長く過ごしたいものです。

さて、17日の午後は名古屋市内の音楽ホールへバイオリンを聴きにいきました。

こじんまりしていて、演奏者と客席の距離が近いです。

少し驚いたのは、1列目の椅子にシルバー男子がズラー。

大変失礼ながら、クラシックを聴きに来たという雰囲気ではないのです。

みなさんジョウレンサンのようで、お友達トークをしてみえました。

入口で他コンサートのパンフレットをもらった一人のシルバー男子、「わし、この子かわいいで好きだわ」

チラッと見ると、東京芸大卒業したてのピアニスト。

きれいなドレスを身にまとい、にっこりとほほえんでいらっしゃる。かなりの美形。

他にもいっぱい若い綺麗な演奏者のパンフレットをもらって、ニタニタしてる。

あのね、演奏者あんたの孫くらいのオトシよ! みんな、一生懸命修行してるんだから!

…と、心の中で叫びました。

今日のバイオリニストも、愛知県芸の修士課程2年生。淡い花柄のドレスが良く似合う可憐なお嬢さん。トークも上品で、良家のお嬢様って雰囲気。

で、激しい曲になると頬をうっすらとピンクに染めて、一心不乱に演奏。

もちろん、腕前もすばらしい。

前列のシルバー陣、食い入るように見ていました。

最近、お値打料金で若い音楽家の演奏会を開いているホールが多く、演奏者もお客もメリットが多いとは思いますがこういう楽しみ方もあるのかと、ちょっと驚いた1日でした。