ピアノ
昨日の娘の披露宴、娘がピアノを弾くなんて全然知りませんでした。
商売がら披露宴会場に入ってすぐピアノが目に入り、誰か演奏者を頼んだのかしら‥と思っていました。
しかしいつまでたってもピアノを使う気配無いし、飾りで置いておくだけでも料金かかるだろうに。
披露宴も、もう終わりで両家の両親がドアの前に整列しました。
なに?あのピアノは何なの?疑問、マックス。
その時、司会者の方が「新婦の〇〇さんのピアノ演奏をバックに、ご両親へのお手紙を読ませていただきます。」とおっしゃるので、慌ててスマホを取りに。
会場のカメラマンが少々困ったかもしれませんが、かまっちゃいられません。
5分9秒、スマホで録画しました。
東京の大学に行ってからほとんどピアノなんて弾いていないし、入籍してからも古いキーボードしかないようだし、仕事もしているので時間も無いだろうし。
びっくりしました。
司会者の朗読がピアノの音色にかぶさり、娘のミスタッチも上手くカバーしていただけました。
小さい時はスパルタで教え、練習は必ず毎日。旅行に行っても楽譜持参。
コンサートにはたとえ大いびきをかいて寝ようが、マスクを着けて連れて行っていました。
しかしある程度の年齢になり自分の道を選ぶ時には本人に任せ、結果自然とピアノから遠ざかりました。
少々残念でしたが、仕方がないと思いました。
それが、披露宴で演奏するとは‥
とても心に残りました。
数年前にも、お稽古に来ている生徒さんがお友達と披露宴で連弾を弾いています。
幼稚園の先生をやっていて、練習時間もあまり取れないけど披露宴で弾きたい!
と強い思いを持ってみえました。
お稽古に来ている生徒の皆さん、自分の結婚式でピアノ弾けるなんてとても素晴らしいことですよ。
そんな新婦さん、新郎さんが多くなると嬉しいです。